2010年11月5日金曜日

時間切れ (世代間伝播)

ですが母に対して時間をかけ過ぎたせいで、今回は時間切れになってしまいました。 前回、前々回とも苦しく遅々とした前進でしたが何かしらの得るものがありました。 ですが今回はこれまでとは比べようもないほど辛くて苦しいセミナーだったにも関わらず、収穫らしいものは何もなく、ただ泣き疲れて終わってしまいました。 得られたものは回数も量も過去2回の受講とは比較にならない程流れ出た涙くらいのものです。 これまでのセミナーでも私は異常に目立つほど泣いていましたし、隣の席に座っていた人の顔も名前も覚えていないほど、「自分のこと」で精一杯でした。 そんな私が今までとは比較にならないくらいに激しく泣いた上に、隣のM.I.さんに引きずられて泣いていた為に、3~4人分は泣いていたはずです。 恐らくセミナー中泣いていない時間の方がずっと少なかっただろうと思います。
途方に暮れながら、以前友人に言われた言葉を思い出しました。
「お母さんとも妹さんとも仲悪いのね、女の人と上手に付き合うの苦手でしょ。」
その時は余り深く考えませんでしたけれど、この言葉は私の人間関係そのものでした。 「奥手」とかそう言う問題ではなく、最も身近な女性を心の奥底で恨み憎んでいたのです。 他の女性ともいい人間関係を築けないのも当然だったのです。
とにかく、原因がはっきり分からない以上、今できる事は心の中の「ゴミ」を吐き出してゆくしかないはずで、やることはこれまでと変わりありません。 どんなに苦しくとも、「気付いた者が取り組む」以外に解決の道はないのです。 疲れ切った重い足取りでトイレに入り、鏡を見つめると前回よりもほんの僅かですが目の濁りが取れていたことは、私が辿っている道程は決して間違ってはいないと告げているようで、今回の受講のたった一つの救いでした。
余談ですが、この時一緒に受講したT.T.さんは、2日目の朝食時にY.S.先生から「この間の無料セミナーでの『真我を人に伝える』話し方はとても上手だったね」と誉められていました。 そして後日、Y.S.先生から「うちに来ないか」と誘われたそうで、現在は代表を務めています。 

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