2011年4月4日月曜日

干渉 (トラウマ)

 P.S.さんの所で働くようになり収入も増えたので、私は絵画を購入するようになりましたが、それが面白くない母の私に対する干渉は異常さを増してきました。
 銀行からの通知を初めとする郵便物や通帳を勝手に開けて見るようになり、現金を数十万円を1度に引き下ろすと、それを何に使ったのかといちいち問い質してくるのです。 幾ら親でも、ここまでプライベートに干渉する事は許せないので、私も母を咎めましたが、それは火に油注ぐようなもので、耳元で怒鳴り散らすボリュームは更にアップします。 あまりにも手に負えない異常なときは仕方なく母を「無視」をするようになりました。 それが余計に気に障ったのでしょう、その「喚き散らし方」はエスカレートしてきて「被害妄想」気味になってきて、母が近くにいるだけで、不必要に疲れるようになりました。

 妹は私がP.S.さんの所で働いている時、結婚しました。  その前は母と私が罵り合えば、妹は常に母の味方でした。 妹とも仲の悪かった私は、目障りな人間がいなくなり清々としましたが、今考えれば、妹が常に味方していたから、母は精神的バランスを保っていられたのかも知れません。 見方を失った母のヒステリックな干渉は妹の結婚後、一段とエスカレートしました。

 余りの異常さに父も母を窘めていましたが、そうすると今度は父を非難し、私と父が「結託」して母を苦しめて「楽しんで」いるとか、父が私の味方をするから私が「増長」して好き勝手な事をしていると泣き叫び出します。
 この頃、私は最高で約600万円の借金をしましたが、その約半分は父からですし、年収とほぼ同額でしたから、2年以内に返せる額でした。 実際、この約1年半でほぼ全額返金し、2年後には貯金していました。
父は、自分で働いた金で好きなものを買っているだけだし、計画的に返済しているのなら問題ないのだから、母が干渉する事ではないと言っているだけなのに、父と私を「悪者」扱いします。 父も呆れて取り合わないで居ると今度は「離婚する」と言い出しました。 父は呆れ果て、
 「離婚したければいつでも判を押してやるから離婚届を持って来い。」
 と答えたようです。 すると今度は私に向かって、
 「あなたのせいで、お母さんとお父さんは離婚しそうなのよ。 それでもいいの?」
 と迫ってきました。



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