2011年4月25日月曜日

納得の「改善提案」 (タイの日常生活)

先日書いた

改善提案」という

記事の続きです。

人事副課長が、

部下一緒に製作した書類立てを

「芸術的よね

自画自賛していました、

その訳がよく分かりました


設計課が製作した「書類立て」
やはりコピー用紙の入っていた段ボール箱から作っています


設計課「書類立て」

製作していたのです。

野郎が作ったのでしょう、

機能性重視

「遊び心」

感じられません。


無機的

「書類立て」

並んでいるだけです。



「人事課」の製作した「書類立て」
女性中心の部署だけに乱雑です


それに対して

人事課の「書類立て」は

女性らしい装飾

施してあります。


その上、

金色の紙が

ピン貼れず

シワ寄っている辺り、

手作り感溢れる仕上り」に

花を添えるものと

なっています。


無造作に突っ込んだ

「残業記録帳」との対称性

生活の中に溶け込んだ芸術

すら感じさせます。


書類を機能的

整理して立てることで

機械的風景

作り出している設計課と、

人間温もり

演出している人事課「違い」を、

芸術的よね」

誇らしげに語ったのかも知れません。



前回紹介した時にはなかった "OverTime" の表示をしました


職場の中の

取るに足りない出来事かも知れませんけれど、

日本からの派遣役員には、

こんな道ばたひっそり咲く花

目を向けるような、

心の余裕

持って欲しいなと感じました。



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