2011年2月21日月曜日

一皮も二皮も剥けました (トラウマ)

雑菌感染である事が分かり、一先ずホッとしたものの、ヒリヒリとした痛みは暫く続きました。 おしっこをした後、洗う前に手を見ると、ゴミが付いています。 「何だろう?」と思ってよく見ると、それは「日焼けで剥けた皮」のようでした。 消毒薬で焼けてしまった皮膚が、ついに剥け始めてきたのです。 びっくりして今度は「大」に入り、ズボンとパンツを下ろしてよく見ると、所々の皮が剥けているので「まだら」になっています。 とても「見られた」ものではありません。 排泄処理を控えているので大きくなったり、落ち着いて小さくなったりをいつもより頻繁に繰り返すので、先端に近い方が剥がれるのは早いようです。 袋も伸びたり縮んだりはしますが、中に入っている「玉」の重さで垂れ下がっているだけで余り無理な力がかからない分、皮が剥がれて来るのは遅いようです。 ですが、焼けてしまった皮膚には柔軟性がない為に、縮こまっているいるときの「皺」の目がいつものように細かくなく、「粗目」のまま縮こまっているので、梅干しのように見えました。 最も敏感な先端部は「粘膜」ですから、他の部分に比べて回復がとても遅く、やっと赤黒さが落ち着き始めたとはいえ、傷口に塩でも塗られたような「染みる痛み」が常にありました。 何を塗ったかまではよく覚えていませんが、メンソレータムは刺激が強すぎて使えなかった事だけは覚えています。
数日後には亀頭部も皮が剥がれましたが、剥がれるというよりは細かい「垢」のような感じで取れてゆきました。 やっと新しい顔が現れた時、包皮がむけて「大人になった」と感じた頃の事を思い出して、1人感慨に浸りました。
そんな痛みが治まった頃、たまたまK.O.ちゃんがJA研究所に遊びに来て、K.A.先生と話をしていました。 彼女は美術系短期大学生で、目がクリッとして、笑顔が地顔なのかと思うほど笑顔を絶やさない可愛い子でした。 人と話していても、関心がない事に対してはそっぽを向いていますが、関心を持つと目を輝かせ身を乗り出して話をしてきます。 そのギャップが余りにも大きいので端から見ると「ちょっと変わっている」と映るようですが、私にはただ単に「好奇心旺盛」だと映っていました。 私もその傾向があるので、「変わっている」とは思わなかったのかも知れません。
K.A.先生から、
「おい、K.O.ちゃんに話を付けてやったから、一緒に食事でもして来い!」
突然そう言われ、嬉しい以上に戸惑ってしまいました。
「え、いきなりですか?」
「いきなりって、何もホテルに行く訳じゃないだろう! なにをびびっているんだ?」
「いえ、そうじゃなくて、何を話していいのか全然分からないんです。」
「呆れた奴だな、よく考えてみろ、お前があの子位の歳だったとき、うちに来たんだろ? その後何をしたからここまでできるようになったんだ? 食べ物を変えて、身体を作り変えながら、仕事を覚えたんだろう? 最初に自分の親父から基本を習ったけれど、その間に自分で伝統工芸的な技術も勉強して、訓練校の卒業制作は全国で1番になったんだし、P.S.さんのような腕のいい職人にも見込まれた。 そこでの仕事をある程度覚えたから、今度は人を使って大きな仕事を出来るようになろうとしている。 その間に収入だってかなり上がっただろう? Y.U.さんの所で働けば、日給3万円になるんだろう? K.O.ちゃんも美大系なんだから、お前の経験は参考になるはずだ。 絵だって好きで何枚も買っているんだから、話題なんていくらでもあるだろう? くだらない事考えてないで、さっさと行ってこい。 女性をあんまり待たせるな。」


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