2011年1月16日日曜日

心遣いと指使い (トラウマ)

そんな私を察してくれたのでしょうか、
「多分、オナニーで強い刺激ばかり与えていたから、女性の膣の中じゃ刺激が足りないんだと思うわ。 経験が少ない男性の中には自分でセンズリした方が感じるって言って、私達にいろんなポーズを要求しながら自分で処理しちゃうお客さんもたまにいるし、そうじゃなくても手や口の方がいいって言うお客さんも随分いるのよ。 でも、慣れてくれば段々セックスでも気持ちよくなるから心配しなくても大丈夫よ。 自分でオナニーする時、強い刺激じゃなくて膣の中みたいにソフトな刺激でやるようにするのよ。 それと、想像力を使って、イメージでも興奮するようになれば、普通にセックスもできるようになるから。 ずっと見ていると、いつもいきそうでいけないのよね。 いく前に強い刺激があった方がいいみたいだし、手で刺激した方が感じるみたいだから、いきそうになったら言ってね。 直ぐに入れてセックスでいけるようにしてあげるから。」
そう言ってベットで横になっている私の縮こまったおちんちんを弄り回しました。 先っぽから袋の裏側まで同時に刺激してくれる指使いはさっきより早く、快感が全身を走り回る、これまで感じた事のないものでした。 何度も萎えたとはいえ、1時間以上前から何度も刺激を与えられ続けているのですし、初体験の指裁きのお陰で、大した時間をかける事なくいきそうになりました。 その事を告げると直ぐに彼女は私の上に乗り、熱くなっているペニスを掴み、その上でまたがるようにして挿入してくれました。 膣の中の刺激は指と比べて弱かったとはいえ興奮が続いていたので、今度は中折れする事もありませんでした。 ですが自分でするマスターベーションのように射精しそうになったからと言って手の動きを早めたり、強く握ったりして刺激をさらに強くするような事もできないので、「いきそうでいかない」中途半端な状態が暫く続きました。 女性の方も疲れてきたのでしょう、腰使いのペースが落ちてきました。 
「もう一度手でやるから、いきそうになったら直ぐに言ってね。」
彼女はそう言うと、もう一度指で丹念に刺激をしてくれました。 正直、そのまま指を使い続けてくれた方がずっと快感なのですが、それでは何の為にトルコ風呂に来たのか分かりません。 ファッションヘルスなどに行った方がずっと安く済みます。 再び手を使い始めて間もなくいきそうになり、再度挿入すると彼女は私を上にしました。 相変わらず動きはぎこちなかったのですが、いつ射精してもおかしくない状態になっていましたから、大して腰を動かすこともなく終了となりました。 終わった時、彼女はさっきのようにぐったりしていました。 経験豊富でテクニックもあるトルコ嬢だったから、辛うじてセックスができたようなものですが、これが経験の少ない女性だったらきっと悲惨な思い出になる所だったでしょう。
帰り際に、「これ、使ってみたら?」とその日使ったオナローションの残りをもらいました。 お風呂でこのローションを使いながらオナニーすれば刺激が少しはセックスに近いだろうからと、最後まで気を遣ってもらい、彼女には本当に感謝しました。 そして、普通にセックスできるようになるまでには、まだまだ道程は遠い事を思い知らさせられました。

0 件のコメント: