2011年4月24日日曜日

ドリアン果樹園 (タイの日常生活)

タイ正月(今年は4月13~15日)を迎え、ようやく夏らしくなったとはいえ、例年よりも気温は未だ低いように感じます。


未だ若いのに実を沢山付けている樹


3~4月に雨が多いと、ドリアンの果肉は水っぽくなり、傷むのも早くなります。

この樹はなぜか片方にしか実が成っていません


今年の3月は雨が多かったのですが、4月に入ると雨は殆ど降らなくなりましたが、気温は例年程高くありません。

反対側から撮影


こんなに寒いと、ドリアンのできが悪くなるのではないかと、私は心配で仕方ありません

根元から2本に別れ、低い位置からたくさんの枝を付けている樹

そんな私の為に、知人がドリアンの果樹園に連れて行ってくれました。

低く突き出した枝に、並んで実が成っています


丁度私の誕生日(4月9日)だったので、何よりのプレゼントです。

枝振りが他の樹よりもバランスが取れていました


ドリアンは順調に成長しているようですが、この果樹園のものは、出荷は早くてもソンクラン明けです。

この樹の実は他の樹より成長が遅いみたいです


味の方は、残念ながら、食べてみるまでは何とも言えないそうです。

高い位置でも横に伸びる枝があります


ドリアンの枝の中には横に長く伸びるものがあります。

手前の細くて白い樹はパラゴムノキ


実が沢山なると枝が折れてしまうそうです。

見上げると、数珠繋に実が成っています


幹からビニールの紐で枝を吊って折れないように支えていました。

こんな高い所から実が落ちてきて、頭に当たれば確実に即死です


比較的大きな樹だったので、かなり高い所にも実が成っていました。

どうせ死ぬなら、ドリアンの実に頭をぶつけて死にたいものです


お昼には太陽が真上に昇るので、高い所を撮すと全て逆光になってしまいます。

死体はドリアンの樹の根元に埋めてくれたら本望です


ドリアンの樹は寿命が20~25年だそうです。

実がいくつ成っているか数えていますが、賭けてもいいです
絶対に数え間違えています

他の果樹に比べ、肥料を与える量が多いそうです。

逆光と手振れのせいで、ろくな写真がありません


れにしても随分高い所まで実が成っています。

サボテンみたいなドラゴンフルーツ


ドリアンの樹を見上げていると、となりに随分背が高いドラゴンフルーツがありました。
別に珍しい訳ではなく、普通は手入れがし易いように低く育てているだけなのだそうです。

ちょっと目には綺麗な花が咲きそうな気がします



この植物は花が咲くとウンコの臭いがするそうです。

1度見たら(嗅いだら)忘れない、印象深い花が咲くそうです

花が咲く前に摘まないと臭くて堪らないと言ってました。

パラゴムノキは寿命が20~30年だそうです


白くてひょろ長い樹はパラゴムノキ です。
ドリアンは年1回しか収穫できないけれど、ゴムは1年中収穫できるから、実入りがいいそうです。


数年後にはこのドリアン果樹園も、
ゴム園になってしまうのでしょうか


このパラゴムノキが大きくなってゴムの樹液 が採取できるようになった頃には、この果樹園のドリアンの樹もそろそろ寿命となります。

天寿を全うするまで、1つでも多くの実を付けて下さいね


新しいドリアンの樹を植えず、ゴム園 になる予定です。

樹の根元をよく見ると、スプリンクラーが付いています


タイからドリアンが少しずつなくなってゆくのは、断腸の思いです。

皮は脂が強く、爪で向くとあとで爪が黒くなって、
なかなか落ちません


裏庭に「ローンコーン」という果物が成っていました。

龍眼ほどくせがなく、濃厚な味だけれど、後を引きません


半透明の甘い果肉です。あと数日で食べられそうです。

収穫用の長い竹梯子


ドリアン園の収穫の様子は見物だと聞いています。
再就職先 が見つからなければ、5月はドリアン園に来て、二度と見たくなくなるまで食べ尽くそうと思っています。



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1 件のコメント:

hirofuFukai さんのコメント...

当地ペナンのドリアンは野生のもので100年というのがあるようです。
接木で80年ものというのがあります。