2011年4月23日土曜日

フーフー (タイの日常生活)

観音菩薩像


私がよく遊びに行く小さなお寺には、観音菩薩像が池の中に建っています。


青い蓮の花


池には蓮を植えてあるので毎朝美しい花を咲かせます。
汚い泥の中から美しい花を咲かせるので、タイの上座仏教では好んで使われる花です。


赤紫の蓮の花


蓮の花は数種類あるようですが、私には見分けが付きません。
ですがとても綺麗なので、私が最も好きな花の一つです。

錦鯉のようにゆったり泳いでいます



数ヶ月前、この池に魚を放しました。


水面を叩くと餌を貰えると思って集まってきます


初めてみた時の大きさは縁日の「金魚すくい」の金魚位でした。


全然人を怖がりません


太陽の光の加減なのか、金色に見えたので、
「あ、本当の金魚だ!」
と思いました。

お腹が膨れたのか、「ゲップ」しています



しかも買ってきて1週間しか経ってないのに、もう餌付けされていて、水面を叩くと集まって来ます。

髭さえなければ結構見られるのですけれど・・・


よく見ると、形がズングリとしていてる変わった金魚です。


愛嬌のある顔


もっとよく見ると髭まで生えています。



池の底から一直線に浮上


「金鯰なの?」





おあずけ


「そうよ。 フーフーって名前なのよ」


餌にありつくまで水底に帰ろうとしません


餌をあげながら女の子が答えました。


映っているだけで11匹です


金鯰は全部で10匹はいます。


先を争って集まってきます


大きさがほとんど同じ鯰の個体識別はちょっと不可能ですから、10匹全部をまとめてフーフーと呼んでいるみたいです。

動きは意外に素早い


人を怖がらないので、手に餌を持って水の中にゆっくりと沈めると、手の上に乗ってきて餌を食べます。


イルカみたいに上体を水面に出せたらショーができるのに・・・


池の中に指を入れると、指をしゃぶります。

池に手をかざしただけでも空腹なら集まってきます


未だ小さかった頃、雨が降って池の水が溢れそうになった時に、縁に餌を置いたら、イルカショーのように縁に身を乗り出して餌を食べていました。 でも、大きくなると無茶をしなくなります。

未だ満腹ではないようで、人影がある間は餌を待っています


食欲旺盛で、アッという間に、こんなに大きく成長しました。


まだまだ大きくなりそうです


もう、金魚と見間違えられることはないでしょう。

「蓮華」と「鯰」  今一つです

0 件のコメント: