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腕の取り付き具合を確認 |
この日は夜中の12時過ぎ迄製作していましたが、1日目、2日目も11時近く迄やっていたそうです。
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ぐるりと周囲を確認 |
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腕の持ち上げ具合と掌の返し具合を再度確認 |
ちなみにこの先生、新婚ホヤホヤだそうで、奥さんから頻繁に電話がかかってきました。
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右肩の肉付きが納得いきません |
タイの女性は異常な「心配性」です。 いくら仕事だと説明しても3泊4日の仕事なんて始めてなので信じてくれないようです。
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ドライヤーで暖めて蜜蝋を柔らかくします |
いくら新婚でも、1時間おきに「確認」の電話がかかってきたら、直ぐに飽きられてしまうような気がします。
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生え際の感じをもう少し自然に |
女性に言わせると、「愛情の表現」なのだそうですが、「猜疑心」と「愛」をごっちゃにした、嫌な愛情表現だと思います。
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細部はヘラで掻いたり削ったりします |
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ふくらはぎを温めて形を修正 |
この会社はタイでも有数の仏像製作会社で、スケールモデルを製作した人は美大の教授だそうで、数多くの仏像制作に関わってきました。
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前腕内側の肉付きを修正 |
ですが、これほど細部に至る迄手間をかけてやり直した事はなかったそうです。
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蜜蝋を削る道具は針金を曲げただけの簡単なもの |
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ドライヤーも大小使い分けます |
元になった絵は、タイの商務省知的財産局が3〜4ヶ月かけて調べ、過去に同じ絵は描かれた事がなかったとオリジナル性を認め、「版権」を取得しました。
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やっぱり眉が気になります |
それを3次元の仏像に起こしたのですから、数多くのスケールモデルを製作してきた教授が、「これ迄に作った事のない形だ」と言うのは当然な訳です。
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夜中なのに野次馬がたくさんいました |
それだけオリジナル性の強い仏像が建立されるはずです。
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これでよし |
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やっと完成 |
慣れていない事もありますが、一般的なものよりも「人間的」な仏像である分、「高貴」な雰囲気が出し辛くて苦労したそうです。
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続いて弟子の仕事を手直し |
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蓮華台に乗るのを待つお釈迦様 |
ちなみに写真の日時は珍しく合っているみたいですが、私の周りでデジカメの日時をきちんと設定しているタイ人はあまり多くありません。
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蓮華台も完成 |
物事の前後関係に無頓着な人が多いので、「時系列」をしっかりと把握しながら聞くか、タイ人と同じように「時系列」に対するこだわりを手放さないと、タイ人と話をして「混乱」したり、「とても疲れる」事になります。
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丁寧に作った割に雑な運び方 |
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蓮華台に飾りを付けます |
夜中に iPhone で撮影すると、写真の色がおかしくなるので、翌朝、完成した蜜蝋のスケールモデルを会社に持ち帰る前に、自然光で撮影しようと思っていたら、寝坊してしまいました。 綺麗な写真は撮れず仕舞いです。
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左右の「チリ」を確認 |
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連日真夜中までの作業、お疲れ様でした。 |
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蜜蝋でできたスケールモデルを「雄型」にして、シリコンで「雌型」を作り、その「雌型」から製作用のスケールモデルが作られます。 お寺には1体、彩色を施したスケールモデルが贈られる事になっています。
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夜中に撮影したので、色が少しおかしいです |
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