2011年1月15日土曜日

縮まないでくれ! (トラウマ)



所がいざ挿入し、腰を動かそうという段階になっても上手く動かせません。 どうしても動きがぎこちなくなってしまうのです。 今までマスターベーションしかしたことがない私は、「腰使い」など全く知らなかったのです。 ぎくしゃくしながら腰を動かしているとペニスが外れてしまいました。 女性が直ぐに摘んで挿入し直してくれるからいいのですが、もし相手の女性も経験がなかったら、何処に挿入したらよいのかもよく知らないので、電気を点け、眼鏡をかけて局部をよく見ないとなりません。 しかも、手で刺激してもらっている時と違って、膣の中はとても暖かいくて包み込まれるような感覚がありますが、ペニスに対する刺激、特に亀頭に対する刺激が殆どない事を始めて知りました。 興奮してドキドキしているのではなく、焦っているからドキドキしている自分に「なんか、情けないな。」と思ったが最後、再び萎えてきました。 「やばい!」と思うなり、更に萎縮してしまい、「刺激を加えないと!」と慌てて腰を動かしたので抜け落ちてしまいました。 また女性が摘んで挿入しようとしたのですが、すでに「ふにゃちん」になっているので上手く入りません。 「もう駄目だ」と私は諦めてしまいましたが、女性は直ぐに体位を入れ替え、指で私の感じる部分を刺激して再度勃起させてくれました。 私の力ではとてもこうはいきません。 「頼りになるな。」と思っていると、又摘んで挿入し直し、今度は彼女が腰を使ってくれました。 私のようにたどたどしい動きではなく、余計な事も考えずに済みました。 おまけに手をついて上体を起こしてくれたので、手で胸を触る事も顔を起こしてうずめる事もできるのです。 「やっと女性とセックスできるようになった。」という喜びと快感が私に一時の幸せを与えてくれました。 時が止まってくれればいいなと思うような時間でした。 ですが射精するにはやはり、刺激が今一歩足りませんでした。 いつになっても射精しそうにならないのです。 随分時間が経過しました。 そのうち上になって腰を使っている女性も疲れてきたのでしょう、ペースがどんどん落ちてきました。 ペースが落ちるに従って、弱い刺激が更に弱くなり、私のペニスは再び萎えてしまいました。 「あ~っ、又だ!」そう思う間もなく、私のペニスが女性の陰部から抜け落ちてしまいました。 そこで力尽きたのでしょう、私はまだ終わっていないのに、女性は私の上でぐったりしています。 「プロならもっと頑張れよ!」とは思いましたが、息を切らして疲れ切った表情を見てなんだか悪い事をしたような気持ちがしてしまい、複雑な気分です。
「ごめんなさい、疲れちゃった。」
そう言いながら身体の向きを反対にして、萎んでしまったペニスを舐めたり咥えたりして再度刺激をしてくれましたが、私の気持ちも萎えてしまったようで、なかなか勃起しませんでした。 「なんで俺のチンポコは女性とのセックスの最中に萎んじゃうんだろう。」と情けないやら悔しいやらみっともないやらで泣き出したくなりました。

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