2011年2月20日日曜日

誰もいない海〜♪ (タイの日常生活)

 18日の万仏節の夜は、読経し、蝋燭を持って仏像のを3周しましたが、それまでの時間が手持ち無沙汰だったので、仲間とお寺からそう遠くない海岸に遊びに行きました。 今年の冬は例年になく寒いと感じましたが、それも明け方だけで、日中は海水浴するのに充分なほど気温も上がります。 ですが、この日は「暑い」と感じるまで気温が上がらず、海に入るのをちょっと躊躇ってしまいました。 海水に入って遊んだのは子供達だけでした。
私は年甲斐もなく砂を掘り、山を作りましたが、たった2時間ちょっと動いただけなのに、翌日は全く動く気になりませんでしたし、今日も身体中が痛くて仕方ありません。 おまけに指先の皮が薄くなっており、パソコンの入力が満足に行えません。「歳を取ったな〜」と痛感します。

タイは国土の広さの割に海岸線が少ないので、日本ほど海に遊びに行く機会がありません。 それに、海に行っても寂しいのです。 1年中海水浴できる環境なのに、海岸には「水着姿」の若い女性が全然いないのです。 そんな格好をしているのは「外国人観光客」だけです。
誰に尋ねても、「恥ずかしくて、あんな格好出来る訳ないじゃない! 西洋人や日本人じゃないんだからね、私達は!」と返事が返ってきます。水着(ほぼ間違いなくワンピースです)を買っても、その上から短パン履いて、Tシャツを着ていますから『全く無意味』です。 折角Tシャツが濡れたのに、透けて見えるのは黒いワンピースの水着ですから風情が有りません。

私が初めてタイに遊びに来たのは約20年前。 その10年ほど前から急速な工業化が進み、欧米や日本、最近では韓国などの文化もかなり入っていますが、何故かこの辺の文化は取り入れようとしません。 海に行く度に、その事をぼやく私は、いつも非難の対象です。
素朴でのんびりしたタイは好きですが、海岸だけはもう少し『華やかさ』とか『彩り』が欲しいものです。





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