1980年代のことですから、日本でこの問題はまだ殆ど取り上げられなかった時代です。 この医師はアメリカを初めとする多くの論文に眼を通し、何が問題なのでか、原因は何であるのか、当事者はどう対応するべきか等の深い理解に基づいたアドバイスができる人で、Y.K.さんの子供が病弱なのはY.K.さんの心が原因であると説明しました。 母親とY.K.さんの関係がそのまま自分と娘の関係になってしまうことを2人の娘さんは病気になる事で訴えているという言葉に最初はかなり戸惑ったそうですが、医師の言葉には思い当たる節が多々あり、認めざるを得なかったそうです。 もし、Y.K.さんがこの問題を放置すれば、今度はY.K.さんとその子供が同じ問題を抱え、子供とその孫へと受継がれてしまう性質の問題である事。 例え原因が自分の親にあったとしても、親を責めて問題が解決する訳ではなく、「気づいた人」が取り組まねばならない事などかなりの時間を割いてアドバイスしてくれたそうです。
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