2010年9月13日月曜日

そんなものかな (世代間伝播)

「そんなものかな?」程度に思いました。 ですが、別に「真我」に興味があって面接に来た訳でも「本当の自分」に会いたい訳でもなく、ただ友人の顔を立てて気功を習えるようにするために来ただけです。 20歳前に「成功法則」に興味を持ち、随分読みあさりました。 又、当時はMK社の成功法則通信講座も受けていました。 ですから全く興味がない訳でもありませんが、あえて受講料を払ってまで「真我」に出会いたいと思えるほど、気を引くものはなかったのです。
「何か質問はありますか?」
Y.S.塾長にそう尋ねられても「いえ、何もありません」
としか答えようがありませんでした。 今考えればあの時私の感情はかなり「麻痺」していたのだと思います。
Y.S.先生との話が一通り終わるとお約束通りセミナーへの参加を勧められました。 一回16万5千円と非常に高額なことに驚きましたが、
「嫌ならいつでもキャンセルすればいいから」
と言われ、費用は当日払いということだったので、申込用紙に記入だけはしましたが、適当な理由をつけて前日にキャンセルするつもりでした。
塾長はこの私塾を開く前、「伝説の営業」と言われるほど天才的な営業マンだったそうで、そんな人を相手に抵抗した所で丸め込まれてしまうのがオチです。 「雄弁は銀なり、沈黙は金なり」で、弁の立つ人には無駄な抵抗をせず、無言でキャンセルした方がいいと思ったのです。


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