2012年2月15日水曜日

海岸 1 (タイの日常生活)

 前回の記事「ラックムアン」の続きです。

 「ラックムアン」の参拝を終え、帰りに海岸に寄りました。 以前 書いた記事「誰もいない海〜♪」で遊びに行った海岸です。

 ここに行くと必ず写真の「榕樹(ガジュマル)」の木陰にゴザを引いてくつろぎます。 小さな海岸で、どう見てもこの木の下が一番いい場所だと思うのですが、私達が来るときにはいつも空いています。 岩場の間に3〜400mほど砂浜があり、この木はその斜め正面に立っています。

「国」の管理地なので、この海岸は海水がきれいです

 榕樹は日本でも屋久島や沖縄にあるそうで、沖縄ではキジムナーという精霊が棲む木と伝えられているそうです。 クワ科イチジク属の常緑樹なので、いつも小鳥が実を食べに来ています。 また、「ベンジャミン」という観葉植物はこの木の近種で、かなり高く成長するそうです。 榕樹をタイ語では「トン サイ」と呼びます。


「榕樹(ガジュマル)」は菩提樹と並ぶ神聖な木

 ゴータマ・シッタールダが大悟されたのが菩提樹(トン ポー)の下だったためタイではとても神聖視され、榕樹は精霊や神が宿る木とされています。 「ロム ポー、ロム サイ (菩提樹の樹陰、ガジュマルの樹陰)」という言葉は「頼るべき所」という意味だそうです。


韓国の「揚げ海苔」はタイでもよく売れていますが
この日の「揚げ海苔」はとても不味かった

 タイ人は何処へ出かけるにも食べ物、御菓子、飲み物をこれでもか持って行き、車の中や行き先でワイワイやりながら飲み食いするのが大好きです。 ここ数年、タイでは韓国の「揚げ海苔」が人気で、色々な会社から発売されています。 私も好きですが、この日の「揚げ海苔」はいただけませんでした。 安っぽい包装にこれでもかと化学調味料が使ってあり、まるっきり「駄菓子」です。


違うメーカーだけど値段と「不味さ」はいい勝負
こちらの方が僅かに化学調味料がきつく感じました

 以前は日本の「味付け海苔」も人気があったのですが、その座を完全に「揚げ海苔」に奪われた感じです。 「味付け海苔」をご飯と一緒に食べずに、封を切ってそのまま1枚ずつ食べる姿は、慣れるまではちっと「???」でした。


バイクでやって来た「宝くじ売り」

 「こんな所にまで売りに来るのかい!?」と思わせる「宝くじ売り」の登場です。 毎月、1日と16日の午後には宝くじの当選発表会があり、その直前まで売り歩いています。 タイ人は本当に宝くじ好きで、「○○番ある?」と売り子が来る度に目を皿のようにして自分が欲しい番号を探しています。 宝くじの「予想屋」や「予想雑誌」まであるくらいで、ちょっとあきれてしまいます。


 帰路、またドリアン果樹園に寄りました。以前アップした記事「ドリアン果樹園」はこの日(2011年3月26日)ではなく、別の日(2011年4月9日)に撮影したものです。



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