2011年5月1日日曜日

健康管理

インフルエンザ2009年型が発生してから、
私の派遣先の会社では出社時に、
体温測定殺菌ジェルによる
手の消毒を奨励していました。



2年前から同じ容器の殺菌ジェル (2種)



本当にこんなもので
インフルエンザウイルス
死滅するのでしょうか?

食中毒勘違いしては
いないでしょうか?

顕微鏡でも見えない世界の事ですから、
私には確かめようもなく、
ただ言われた通り、
学者の言葉信用するしかありません。

乾いた後で手がしっとりするような気がしますので、
もしかしたら僅かにグリセリン等が
入っているのかも知れません。

この殺菌ジェルは、
女の子達にはあまり評判良くないようです。

ヌルヌルして気持ち悪い

乾燥すると、手がカサカサになる」

などの理由で、
使用拒否している子を多く見かけます

ヌルヌルするのは分かりますが、
何故カサカサするのか、
私には分かりません

きっと乾燥肌なのでしょう。



一部の女の子の手をカサカサにしてしまう「殺菌ジェル」
もしかしたら、その子は手がバイ菌だらけだからなのかも知れません




タイ人に言わせると、
肌の色くなる程、
乾燥肌になるそうです。

タイで美人第1条件
色白
な事です。

私にはスタイル良く、とても綺麗に見えても、
「私は色が黒 から」
と、その美貌自信持っていません

その逆に、どんなに不美人でも、
「私はだけは白いんだから」
と、胸を張って生きています。




ですから乾燥肌指摘すると、
間接的不美人
指摘する事に成りかねないので、
いつもうっかり口を滑らせ余計な事ばかり言っている私には、
敢えて乾燥肌なの?」と尋ねませんでした


でも、本当にカサカサになるのか、
ちょっと気になっています。

殺菌ジェルは良いとして、
問題電子体温計です。

に目掛けてレバーを引くと、
ピッと音がして体温が表示されます。

 「失礼します。」

 ピッ

35.2℃ です」

 「えっ! でしょ! そんなに低いの?」

このタイプの電子体温計の温度表示
飽くまでも目安なのは承知していますが、
いくら何でもそれはないだろうと口にすると、

 「今は気温低いですからね。」

と寝ぼけた返事が返ってきます。

 「俺は爬虫類か?!」

いくら気温が低くても、
私達人類哺乳類なのです。

体温を一定に保つシステムが
身体に備わっているのです。

もしかして、それが壊れているから、
以前記事にした「エアコン 」みたいな事が
起きるのかなとも思います。



計る度に、温度が異なる
ルーレットみたいな電子体温計(非接触型)



こんないい加減な体温測定をしていて、
健康管理なるのでしょうか?

「発熱」した者を発見できないと思うのですが・・・

も しも健康管理謳うなら、

ホメオスタシスにより、
人間の平均体温約36.5℃に保たれている」事。

「体内に侵入した『異物』
排除するために発熱する」事

等、最低限基本的知識
測定者に理解させる為の研修を行い、
せめて35℃台前半の体温には
疑問を感じるようにした方が
良いのではないかと思います。

備え付けの体温計は2台ありますが、
この2台それぞれ、同じ人測定すると、
「同じ温度」を示す事がたまにあります。

「近い温度」を示す事あります。

でも殆どの場合、
0.5℃以上を示します。

1℃以上だって決して珍しくはなく
同じ温度を示すよりはずっと高い確率だと思います。

どう考えてもどちらか一方が、
場合によっては両方
壊れています。

もしかしたら、
「世界初! 疑似乱数発生装置内蔵型」
なのかも知れません。

私にとって、そんな状態のまま約2年間
この体温測定が行われて来た事も疑問ですが、
誰もこの体温測定について
疑問思わない事は
更に大きな疑問です。

でも、これはある意味仕方の無い事なのかも知れません。

病院だって、五十歩百歩なのですから。

以前勤めていた病院でも、
壊れていつもトンチンカンな温度を示す体温計を、
いつまでも大事に使っていました。

私が余りに五月蠅く言うと、
日本人患者には
気を付けて使わないようにするのですが、
それも精々1週間でした。

壊れた測定器は使うなよ!
何度言ったら分かるんだ!」

 「そんなこと言ったって、
これしかないのよ!
しょうがないじゃない!」

 「体温を間違えていたら、
病気を見落とす可能性だってあるだろう!」

 「じゃあ、あなたが新しい体温計買ってよ

患者がいなければ
病院の中で、
こんな会話が当たり前
なされているのです。

私が勤めていた病院は、
患者には情け容赦なく
高い治療費ふっかける癖に、
消耗品は壊れて存在価値がなくなっても、
平気使い続けていました。

こんな些細な事気を揉んで
いつも苛々していたので、
病院に努めているうちに段々具合が悪くなってきました。

逆に、
壊れた
体温計で計測した体温を
堂々胸を張ってカルテに記入できる人達は、
ストレスない
伸び伸びとした人生を送っていました。

 「万が一の事があったらどうしよう?」
とは考えないのだと思います。

体温を計測している時点では
何ら問題起きていないのですから。

そして、タイ人の患者なら、
 「病院で大丈夫って言われたから大丈夫よ。」
と、
それ以上は心配しないはずです。

でも、気にする人
この体温計の温度信用できない
測定方法が、ああだのこうだの」と、
不安が更なる不安を呼び込みます

そして、
体温なんか別に気にならない人は、
「さっき計ったら、何でもなかった
安心が更なる安心を呼び込みます

同じ壊れた体温計でも、
精神的反応
180度異なるのです。

つい最近まで
私は壊れた計測器に
存在価値などないと思っていました。

でも、壊れた体温計を使って
「安心」する事ができる人とっては、
充分に存在価値あるかも知れません


私はこのタイという国で、
何度も価値観転換
学ばせて戴きました



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